2012/03/21

車ってそんなに大事ですか?

「車ってそんなに大事ですか?」そう聞いたのは
はじめてその間取りを見たときでした

都心の狭小敷地の3階建て
母親(70歳代)と息子、娘さん夫婦とその娘さん
二世帯が入る家でした

1階に車二台の車庫とお母さんの部屋4.5帖
2階にお母さんと息子さんの世帯のためのDK6帖と息子さんの部屋4.5帖とトイレ
そして二家族共用の浴室とさらに二家族別々の玄関
3階に娘さんご夫婦の寝室6帖と子供室4.5帖とDK6帖とトイレ
と言う間取りでした

そして次に出た言葉は
「これで本当に生活できるのですか?」
でした
「たとえばお母さん、寝ていてトイレに行くのに2階まで行けますか?
娘さん家族は2階にお風呂を借りに来るみたいですがそれで良いんですか?
息子さんにお嫁さんが来たらどうするんですか?」
皆さん考え込んでしまいました

「まず車を外に出してしまいましょう」
「車が雨に濡れてもまともに住める家のほうが良くありませんか?」
そして出来上がった家は
半地下に母・息子世帯の玄関とLDKとお母さんの寝室バストイレ
1階に息子さんの寝室と将来の子供室用のスペースと納戸と吹き抜け
2階に娘さん世帯の玄関LDK、バストイレと大きなテラス
3階に娘さん夫婦の寝室と子供室
豊かな生活の営める家です

車は2方向の道路に接してサイドミラーをたたまなければ道路にはみ出す
状態で2台駐車するようにしました

車庫は最低でも2.5mx4m、6帖分のスペースをとります
よほど良く考えないと生活空間を失うことになります

このお話は次回へ続きます
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コメント

非公開コメント

おもしろい!
屋根つきの車庫にあこがれる気持ちもわかりますけどね~
次回も楽しみです。

ニーチェ様コメントありがとうございます

おもしろい話で終わればよかったのですが
続きをアップしましたが
余りにも悲しい現実がそこにあったのです

ニーチェさんのいらっしゃる
介護業界よりはましな
(と私は思っています)
建築業界で起こったことです

時間とともに良くなってゆけば
良いのですが
希望を捨てないで
前向きな提案をし続けたいと思います