2012/03/13

間取りが決まるまで

間取りが決まるまでにどれくらいの推敲をするだろうか
設計の仕事を長年やってきましたが
ケースバイケースで
設計変更の多さで記憶に残るのは
初回A案を出して打ち合わせの結果、次にB案を出し
変更を重ねるうちにアルファベット26文字で足りなくなった
ケースがあります
これは特殊な例ですが

間取りが集約して詳細をつめてゆく段階で
希望する生活の仕方が見えてきて
基本から練り直すというようなケースもありました

設計専業でやっていると
「この形のものを売らなければならない」という
ハウスメーカーの設計のような制約がないので
出来ることもたくさんあります

間取りは練れば練るほどよくなります
って何かの食べ物みたいですけれども本当のことです
勤めていた設計事務所のある先輩は自宅の設計を
1年以上暖めて間取りを考えたそうです
設計を長くやっていても建築の置かれた状況を
全てイメージすることは不可能で
雪の日には雪のことを、雨の日には雨のこと

春夏秋冬、朝昼晩、家事をしているとき、病気のとき
その時々にこの間取りで良いのかと検討し
そのたびに気づいた部分を修正して行ったそうです

すばらしいですね
しかしそれでも不十分だったそうです

それを聞いたときにはなるほどと思いました
しかし今になって考えると
別な意味でなぜ不十分だったかも判るようになりました

とはいえ、少なくとも検討不足は避けたいものです
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コメント

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こんばんは~

うーん、やっぱり練らなきゃダメなんですね(^-^)
実際につくれるものかどうか…を
チェックするのはプロにお任せするとして
より具体的なイメージを描ける人が
より「理想の住まい」に近付けるのでしょうね。
見た目や流行りに惑わされずに
建てて良かった♪と思えるお家に巡り会える方が
一人でも多くいらっしゃると良いですね(^_^)ノ

ますかっとさまコメントありがとうございます

新居に入って後悔ばかりローンの負担が生活を圧迫して
というのでは悲しすぎますね

そうならないためには
よくよく考えることです
安易な妥協をしないことです

おっしゃるとおり、自分と家族の生活をどうしたいのかを考えることが
住まい作りの最も重要な作業だと思います
ここがうまく行った方が「理想の住まい」を手に入れるのでしょう
経済的に妥協しなければならない場合でも
おのずから優先順位が決まってきますので
コアの部分を失うことはないと思います

自分の立場になって一緒に考えてくれる建築士を
見つけることも良い方法です

ますかっと様の会社もお客さまの身になって
考えてくださる会社とお見受けしました

私も設計に携わるものとして
少しでも良い家が一軒でも多く良い家が出来るように
頑張って行きたいと思います