2017/06/22

狭小敷地でも普通に心地よく生活できるのが当たり前(その1)

こんにちは間取りづくり、間取りのセカンドオピニオンの間取作造です。

今回のご相談は狭小敷地の住宅です。
不動産屋さんからの提案があってそれが
「住みやすいのか全くわからず不安です」
とのことでした。

このように素人さんが疑問に感じる場合
だいたいが破綻しているように思えます。

計画案を見て「やっぱり」でした。
3階建てです。
1階に玄関、シューズクロセット、洋室1室、浴室、洗面、トイレ
2階にLDK、和室3畳、洗濯機置き場、トイレ、バルコニー
3階に洋間3室、バルコニー
という構成。

間取りに住む」をやってみましょう
3階の寝室で目覚めて1階まで下りて顔を洗って
2階のダイニングで朝食???
ありえませんね。
洗面の機能は2階に置くべきです。
3階から2階に降りて洗面、朝食という
当たり前の生活にしなければいけません。
170615東邸3-2


狭小住宅の場合、間取りを提案するのに
建ぺい率、容積率などの法規チェックに神経を使います。
その制約の中で部屋をいかに広く取るかと考えます。
「洗面・脱衣が一部屋で浴室の隣」と考えると
1階に浴室だから洗面は1階。
2階に洗面室を作ると当然LDKが狭くなります。
LDKを少しでも広くするという事を優先すると
洗面を1階にするべきです。

間取りを部屋の組み合わせとしか考えないと
こんな提案になります。

間取りは「生活を平面に映したもの」と考えて
そこで行われる生活をイメージすれば
ほんの少しだけLDKを狭くしても
2階に洗面を置くべきだと誰もが考えられると思います。

狭小敷地でも普通に心地よく生活できるのが当たり前
と考えて計画することが大事だと考えます。
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