2016/07/16

住まい手の仕事 その2

こんにちは間取りづくり、家づくりボランティアの間取作造です。

間取りづくりの打ち合わせをしているといろいろな状況に出くわします。
今回は某大手ハウスメーカーS友不動産に発注されたMさん。

調査票に希望事項をかき込んでいただき
敷地状況は写メールでお送りいただき
設計状況を把握して第一案を作成しお送りしました。

ここまではいつもの展開で記事になる要素はありません。
そこからの展開が????でした。

ご自分で作った間取りを見ての意見がほしいとのこと

???

そんなのHMがさっさと図面化してお客さんの納得いくものに仕立てれば良いのではと思い
「HNは図面化してくれないのですか」とお聞きすると
「まだ悩んでいるところがあると話すと、それが決まったら図面化します」
との回答だったそうです。
そこで私の書いたメールは、

ーーー以下引用ーーー
お客様が間取りを一生懸命に考えて難儀しているのに
建築士が適切な設計案を出さないでいるなんて馬鹿げた話だと思いませんか?

建築士がウンウン言って苦しんで出した提案を
お客様が「ちょっと違うなー、もう少し○○にできないの」というような感じで
お客様は希望を出すだけの存在であることが当たり前だと思います。

建築を提案するのは建築士の仕事です。建築のプロですから。
お客様はお客様の生活の仕方についての希望を建築士に伝えるのが仕事です。
お客様はお客様の個人の生活や好みに関して誰よりも詳しい専門家(プロ)に専 念しないと
専門家同士のコラボが成り立ちません。

という事でお客様は間取りをいじらなくても大丈夫です。
「階段は適切な位置に計画してください。プロでしょ」
と言っておけばよいのです。
何百件も間取りを作ってきた経験者ならばうまいこと考えられて当たり前だと思 います。

お客様はご家族皆さんのたくさんのご希望を建築士に伝えてください。
言葉でもネットで見つけた画像でもこんなのが好きこんな風にしたい
と言ってくださればそれに見合った間取りを考えます。

希望は矛盾が有ったりまとまっていなくてももかまいません
途中でやっぱりこんな感じの方が良いかなーと元に戻すのもアリです。
間取り図を見て初めて「ちがうなー」と分かったりするものです。
それでよいのです。まだ図面ですから。
実際に建ってしまって「ちがうなー」という状態だと
毎日泣いて暮らすことになります。


そうやって専門家の作ったたくさんの間取りから
「自分の生活にはこれが合うな」というふうにしていただければよいと思います。 

ーーー引用終わりーーー

お客様の意向を反映するような設計力が必要だという事。
ハードだけではなくソフトの部分が大事だという事を
HMや工務店さんに気づいてほしいと思います。
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