2015/12/29

「良い建築」とは

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

昨日の記事に「良い建築」と言う言葉を使いました。
「良い建築って何?」と言う声が聞こえます。

良い建築の条件は「美、用、強」で「美くしく、機能的で、強度があること」です。
そして住宅の場合にはさらに「心地よいこと、豊かであること」ということも条件に加えられます。

40年以上前に習ったことですが今も変っていないと思います。
当たり前だからです。
この当たり前を実現することのなんと難しいことか、、、

部屋を無理に詰め込んだ間取りは往々にしてこの条件を満足しません。
本来であれば四角い整形の部屋でありたいのに階段や収納などが凸になって不整形にります。
モジュールから外れてさらに上下の壁がずれていたりすると
美しくない上に構造的にも不安定でコストUPになったりします。

このような「良い建築」の条件を満たさない建物の多くは
敷地や法律的な制約の厳しさから来る物であることもあります。

しかしながら悪条件のなかで建てられた名建築も少なくありません。
それらの多くは建築家の自邸で個性的な住まい方を提案した物でした。
画像は東孝光さんの「塔の家」です。

塔の家

究極の条件の中でそこで生きることを根本から構築したことで成り立った住宅です。

狭小、変形敷地で「良い建築」の条件を満たすためには
敷地の持つ限界を理解した上でそこに成り立つ「良い建築」の中で
どのように住みこなすかを考えることも必要です。
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コメント

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良い建築、なるほど

>狭小、変形敷地で「良い建築」の条件を満たすためには
敷地の持つ限界を理解した上でそこに成り立つ「良い建築」の中で
どのように住みこなすかを考えることも必要です。

〇なるほどです。
 マダガスカルの首都のアンタナナリボでは斜面に建てられた家ばかりですが、狭いところに上手に建てられていると感心しております。建築家の心意気が出ている感じです。

ささげくん様
コメント有難うございます。
「アンタナナリボ」で検索してみました。
斜面にビッチリ張り付いている感じですね。
生きる執念みたいな物を感じます。

格子状の道路でなく
等高線に沿って曲がりくねった道路では
慣れるまでは迷子になりそうですね。

航空地図に「JICAの案件で地理情報システムで利用できるように作成しました。」と書いてありましたこれはひょっとしてささげくん様のお仕事では、、、

お正月はマダガスカルでお迎えですか。
良いお正月をお迎えください。