2014/08/14

設計条件について

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

ネットを使って間取り作りをするようになって丸三年になります。
色々な方からのご依頼がありました。
それぞれに敷地条件や設計条件や希望事項が異なり
同じものは在りません。

理想の間取りが出来たと喜んでいただくことが多いのですが
中には十分にお手伝いできないケースもあります。

今回はその例を一つ。

ハウスメーカーの間取りは
どんな敷地でもどんな家族でも良いものです。
逆にその土地ならではその家族ならではの間取りを考えるのが
フリープランニングの仕事だと思います。
依頼主様もそのように考えての依頼のはずです。

多くの方は不動産屋さんの土地情報やハウスメーカーの提案図や
敷地の写真、中には周辺の地図までを添付してくれたり、、、
そのような情報がないときにはご自分の手書きの図を添付してくれたります。
当方が間違えないように自分の気持ちを伝えようと言う意図が伝わってきます。

ところが敷地に関しての情報が縦横寸法だけというご依頼がありました。

確かに写真や図面を送るのにはそれなりの技術が必要ですので
そのような状況と理解しました。

第一案をお送りした後で
敷地に関しての新たな情報と敷地の使い方の条件を書いた後に
「全くの白紙の状態で案を頂ければと思い、敢えて
物理的な寸法のみでお願いしました。」とのこと

言葉としては成り立たないわけではないように感じます。
しかし「間取り作りのプロセス(1)」に書いたように
間取りは設定条件が変われば根本から違ったものになります。

依頼の意図を十分に説明しないで
違う方向に進ませておいて後からそれを出してくるのは
依頼主のために、より良い間取りを作ろうとする建築士と
依頼主との共同作業を進める上で
無駄な回り道で信頼を損ねることです。

もちろん
間取りを見て考えるうちに設計条件を変更する事も
気が変わって別の考え方に変更することもあります。
それは同じ方向を向いて検討していく中での気付きです。

初めから持っている条件を隠しておいて後から出す
と言うのは全く違います。

初めから全ての条件を出すことにデメリットはありません。
情報管理が心配であれば住所も名前も不要です。
真っ直ぐに依頼する気持ちを書いてほしいと思います。
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