2014/01/10

和を楽しむ家 その2

前回の「和を楽しむ家」では
京都迎賓館と言う桁外れな例を挙げてしまいましたが
狭小敷地でも狭小住宅でも日本的な美の有り方は
表現が可能です。

規模に関係なく「和を楽しむ」ことができます。
今回はその例をエキスだけ絞って記事にしてみます。


写真は三橋庭園設計事務所の三橋一夫先生の作品です。

坪庭
小さな窓から見える範囲をさらに壁で囲って小さな空間に。
砂と石と草と木と余分なものを加えない厳選された素材と空白のスペース。
そこにあるハイライトから翳りの部分までの表情豊かな光。
切り取られてしまって見る事が出来ないことが
かえって空や空気や風を意識させられます。

このテクニックは京都迎賓館の写真にも見られる技法で
額縁で景色を切り取って表現するものを強調するものです。

この抑制が効いた表現にこれ以上無い豊かさが感じられます。

少しの要素で豊かに一つの世界観を表すと言うのは
俳句にもみられる日本人特有の美意識なのかもしれません。

そのような感性での表現は
室内に設けた小さなニッチにも見る事ができます。
ニッチ
建築的には甲板と壁の凹みそしてダウンライト
そこに置くものは厳選された少しのものだけ
季節や物語を込めた物に思いを語らせます。
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コメント

非公開コメント

こんにちは

和ですか。難しそうですね。
なんせ夏は暑すぎず冬は寒すぎずってのは難題でしょうね(・。・)
そんな家があったら最高でしょうね(^-^)

よしお様
コメント有難うございます。
「和を楽しむ家」のような抽象的なテーマは
沢山イメージを膨らますことが出来て
間取り作りも楽しいです。