2014/01/06

和風住宅

かつては洋風住宅と和風住宅の区別がはっきりしていました。

和風住宅は柱と柱の間を襖や障子、部分的に壁で塞いで作ります。
サッシやガラスが無かったので雨が障子に掛かる心配が有ります。
そこで障子を入れた座敷の前に縁側を設けそこに雨戸を付け
さらに軒を長く出して雨に備えています。

この構造は蒸し暑い日本の夏を過ごすのに有利な構造です。

さらに「和を楽しむ家」でご紹介した「庭屋一如(ていおくいちにょ)」
の考え方にもぴったりです。
と言うよりも建築の作り方が先に有って
その中に美を見出してさらに昇華したものが
「庭屋一如」なのでしょう。



一方洋風は壁を作りその一部に穴が有って窓やドアが付きます。
石やレンガでできた壁は雨に強くドアや窓の部分だけ雨仕舞いを考えれば良いので
軒の出は少なくても済みます。




しかし最近は建築基準法で木造建築でも地震や風の横からの荷重に対して
耐力壁を設けなければ成らないことになりました。
この法律の下では本来の伝統建築作ることが出来ません。

そのため今日では外部の屋根、壁を和風の材料で仕上げ
内部に畳やふすま、障子などを取り付け壁を和風の材料で仕上げたもの
を和風建築と呼んでいるようです。

広い敷地で庭を設け「庭屋一如」など夢のまた夢のような
住宅事情ですそれに相応しい法律になっています。
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