2013/02/25

文化の違い

いすみ市の友人の家に遊びに行きました。
建築が大好きで古い農家を買い取って
自分でリノベーションしてしまったという事。

こういう風景を見ると
♪ぼおや~良い子だねんねしな~♪と日本昔話の歌が聞こえてきそうです。
そして常田富士男さんの声で
「むか~し、山里に正直者の夫婦が住んで居ったそうな~」と

リチャードソン邸

工事の前と工事中の写真を見せていただきました。

文化財になるような古民家ではなく
痛みも激しかったようです。
手伝ってくれた地元の職人さんも
「新しく立てたほうが良いのでは、、、」と言う方が多く
お年寄りの大工さんだけが
「面白いものになるかも」と言ってくれたそうです。

まとまった休日を利用してのセルフビルドは
3年かかったそうです。

その間は庭にテントを張って生活したそうな~

気密性が無く囲炉裏でまきをたいていた家は
天井や梁に埃と煤とタールが混ざったものが
こびりついてそれをはがすだけでも、、、

工事中の苦労話は限りなく出てきそうです。

それを聞いて「よくやったね~」と感心するばかりです。

建物のすべてが熱い思いとこだわりと
アイデアと面白がりで出来ています。


奥様に「育った文化の違いでしょうね」とお話したら
「そう、文化の違いでしょうね」と、、、

ご主人はカナダのバンクーバー生まれだそうです。

歴史の浅いアメリカではそれほど古くない建物でも大事にする
という事を聞いていましたので
カナダも同じだろうと思っての会話です。


高温多湿の風土で木造建築がほとんどの日本では
神様も20年ごとに新しい神殿に入ります。
長い間に培われた文化の違いを感じた一日でした。
関連記事

スポンサーリンク

コメント

非公開コメント

古い家をご自分で直すだけでもすごいと思うのに、その間テント生活とは!!!∑(゚ω゚ノ)ノ
気合の入り方が違いますね・・・(´゚∀゚`;)

でもそのぶん、とても素敵なおうちになったんですね。
そういうのって、なんだかすごくいいなぁー、と感慨深く思いました。

山と一体化していますね~。
カナダ生まれの方が作り出す「日本昔話」
素敵ですね。

逆に今の日本人には作り出せないかも…
と少し不安になったりもしました。

くるぶし様
コメント有難うございます

>逆に今の日本人には作り出せないかも…
>と少し不安になったりもしました。

日本人は新しいものが好きですから
きっとしないと思います。
文化財として価値の高いものまで
簡単に壊してしまうのが今の日本人の文化です。

囲炉裏でいぶされた匂いよりも
新築のヒノキの香りや新畳の香りなど
新しいもののほうに引かれる様です。

伝統文化は京都や奈良などに行って見る物で
自分が守るものという意欲は少ないと思います。

そのことが文化の違いだな~と感じる所です。

翠様
コメント有難うございます。

>古い家をご自分で直すだけでもすごいと思うのに、その間テント生活とは!!!∑(゚ω゚ノ)ノ
>気合の入り方が違いますね・・・(´゚∀゚`;)

バンクーバーはカナダでも一番西にあるので
彼の体には西部開拓の血が流れているのではないかと思ったりして(^^ゞ

>でもそのぶん、とても素敵なおうちになったんですね。
>そういうのって、なんだかすごくいいなぁー、と感慨深く思いました。

家を作るだけで精一杯と言うのではない
どこかに遊び心が有って
人生そのものを遊んでいるところが有るように
思えます。
一緒にいても体だけではなく大きなものを感じます。