2012/12/07

三寸勾配の屋根

お客様との打ち合わせで
「三寸勾配?何のことか理解できません」
と言うお話。

それは判りませんよね、、、と言うことで
今回は三寸勾配の屋根について。


三寸勾配というのは1尺(10寸)行って3寸上がる勾配のこと。
図で示すと下のようになります。
三寸勾配

屋根の形状としては比較的緩やかな勾配です。
これだけでは良く判りませんので実際の建物の写真で、、、

「三寸勾配屋根」で検索しますと、、、有りました!
素敵な建物です
画像 526_320

この作品は川口通正氏の木竈 (もくそう) と言う作品で,
軽井沢 「緑の景観賞」 最優秀賞受賞を受賞したものです。
深い軒を形作る伸びやかなラインが魅力的です。
しっかりとした存在感のある破風がシルエットを強調しています。
草の上に浮いたようなコンクリートのデッキと
三寸勾配の切り妻屋根によって形作られた空間は
室内やテラスの生活をしっとりと優しく包み込む様です。

穏やかでゆったりした生活を意図したこの建物には
屋根の勾配はこれより緩くてもきつくてもいけません
最もふさわしい形がこの姿です。

別の写真も見ることができますので川口通正氏のサイトをご覧ください。

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コメント

非公開コメント

屋根の勾配なんて考えたこともありませんでした。
しかし重要なんですね~!
素敵な家というのは、私なんかには分からないところで、
色々な工夫が施され、トータルの美を形成しているのでしょうか?

おもしろいです!

くるぶし様
コメントありがとうございます。

女性がヘアスタイルでイメージが変わるように
屋根の形で建物の個性が変わります。

どんな場合にも3寸勾配が良いというのではなく
それぞれの表現したい雰囲気にあわせた屋根を考えます。