2017/10/19

西に台所を置くのは凶?

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「西に台所を置くのは凶」
という家相の言葉が有ります。 

家相ができた時代を考えてみましょう。

上下水道が無く冷蔵庫のない時代の話です。

上下水道がない?
想像ができませんね。
台所の水はどうしていたのでしょうか?
水利が良くて井戸が近くにあれば
そこから木の桶で汲んできて使うか
台所に水瓶が有ってそこにためて置くか、、、
その水を飲んだり調理をしたりしていたのです。


水だけではありません冷蔵庫がない!
これも想像もできませんね。
食べきれなかったものを明日まで取っておく。
冬だったら何とか可能でしょう。
夏だったら、、、場合によってはえらいことになります。

でもそういう時代が有ったのです。
そういう時代に「家相」ができたのです。

水道も冷蔵庫もない時代に
西日が強く当たる西側にあえて台所を作る人が
いるでしょうか?

「家相」の一部は作られた時代にはある程度の合理性があった。
そう考えられる物が有ります。
その仕組みも知らずに
上下水道があって、冷蔵庫がある時代に
昔作られた「家相」の言葉のみを取り上げて
振り回している人がいるのは不思議なことです。

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2017/10/20

間取りのセカンドオピニオン

福笑い 

〇間取りのセカンドピニオン2つのケース

間取りのセカンドピニオンのご依頼には
1、工務店さんやハウスメーカーの間取りが納得いかないので
 アドバイスが欲しい。
2、工務店さんやハウスメーカーと打ち合わせして自分なりには
 良いと思うがアドバイスが欲しい。
という2つのケースが有ります。

〇元設計に納得いかない場合

「間取りに納得がいかない」という場合は
新しい間取りを提案しても受け入れられやすいです。
当たり前ですね。

〇元設計に納得している場合

難しいのは「ご自分では納得している」というケースです。
このような時には
余り問題がなければ良いな~と思いながらファイルを開きます。
この場合でもご希望の内容と図面が一致していないことが少なくありません。
一生をかける大きな買い物ですから。
「合理性」が高く
「家事動線がスムーズな家」で
「自然光を生かす」
そんなことがご希望なのは当然と言えば当然です。

お客様としては
元設計にほんの少し手を加えるような変更で
「専門家が太鼓判を押した」保証が欲しいのだと思います。
お気持ちよく理解できます。
それが出来ると良いのですが、、、、

困ってしまうのは
「キッチンが1階の真ん中にあり、日中でも照明の点灯が必要です。
2階に上がって行くのにもこの部分が暗いので
ほとんど一日中照明の点灯が必要になるかも知れません。」
というようなケースです。
そこに目をつぶって良い間取りですと言えば
完成後に恨まれるだろうし、、、
本当のことを伝えてすんなりと受け入れられるかどうか、、、

本当のことを伝えるしかないのですが悩ましいものです。

〇間取りの破たん

「間取りが上手く行っている」のは
福笑いの正解(?)が目や鼻や口があるべきところにある
のと同じように
各部屋が在るべきところに有って
その繋がりが良いことが必要です。

「間取りが破綻している」のはその逆で
1、各部屋があるべきところに無い
2、つながりが悪い
等に問題があります。
福笑いでは笑いが取れますが
間取りでは泣きを見ることになります。

〇破綻した間取りの対策

破綻した間取りのセカンドオピニオンは
元設計の部屋の位置をバラバラにして組み替える
という大手術になります。

セカンドオピニオンをご依頼くださる場合
このようなことが起こりうることを頭の片隅に
置いてご依頼くださると助かります。

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