2015/02/01

設計士の実力 その1

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

ご無沙汰しています(^^ゞ
今日も北風が吹いて農作業は中止。
菜園もこのところほとんどご無沙汰です。

その間、間取り作りがいくつかありました。

その中にはハウスメーカーや工務店からの提案に満足できないのでどうすれば良いかという
セカンドオピニオンを求めるものが少なくありません。

「設計士」さんと打ち合わせして作ってもらった間取りです。
と言って提示されたものには、お世辞にもプロが作ったとは言いがたいものがあります。

設計を学び始めて1~2年の学生さんの図面の不備には共通したものがあります。
1、階段が納まっていない
 階段の段数が足りなかったり、寸法が足りなかったり
 1階と2階でくいちがっていたり、要は階段が理解できていないのです。
2、部屋の大きさ・位置が変
 やたらと大きな玄関であったりやたらと小さな寝室であったり
 室の大きさが理解できていない。
3、建物の向きが変
 北道路用の標準設計を東道路に当てはめるなど
 日照など環境に対しての理解が無い
そのような初歩的なミスが学生さんの図面でなく
「設計士」の名の下になされているのを見るとぞっとします。

「設計士」と言う資格はありません。
建築に関しての国家資格は「建築士」です。
中には運だけで合格した人も居なくはありません。
中には住宅設計の経験の少ない人も居ます。
それでもそれなりの関門を抜けてきた有資格者です。

絶対的なものでは有りませんが一つの目安に考えていただいて
家づくりに役立ててください。

なお「建築士」の詐称も無いわけではありません。

以下ミサワホームのサイトからの引用です。


2012年9月4日

元社員の一級建築士の詐称問題につきまして

本日、国土交通省ならびに神奈川県の公表の通り、神奈川県内の
弊社建築士事務所に在籍していた元社員(平成24年8月懲戒解雇)
による一級建築士資格の詐称により、建築主様をはじめ各行政庁並
びに関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしたことにつき、
深くお詫び申し上げます。(以下省略)

大切な住まいです。納得いくまで検討して後悔の無い家づくりにしたいものです。
2015/02/02

中二階のある家

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

農閑期は住宅ネタが続きます。(^^ゞ

立て続けに「中二階のある家」の間取り作りのご依頼がありました。

どちらも住宅展示場で一目ぼれしたそうです。

ハウスメーカは展示場の住宅を魅力的に見せるために
あの手この手で目新しい提案をしてきます。その一例が「中二階のある家」です。

一目ぼれしてしまった方には何を言っても無駄なので
ご希望通りにするようにします。

リビングから階段で3~4段上がったところ、
リビングから見るとステージのような空間で3~4畳位
子供の勉強や書斎に使うそうです。

リビングとフラットならば同じ機能がもっとコンパクトに納まる
中二階の上部を吹き抜けにしなければならない
階段の位置の制約が大きい
などの間取り制作上の問題があります。

そのしわ寄せで他の部屋の環境が悪くなったり窮屈になったり、、、、
総合判断としては無い方がよいだろうと思う間取りを提出することになります。
2015/02/03

出光美術館

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

出光美術館に行ってきました。
目的はこの掛け軸。
百田さんの「海賊と呼ばれた男」で紹介された
出光さんが大切にしていた「仙厓」の書画です

仙厓_800

鶴は千年
亀は万年
我は天年
と書いてあるそうです

エピソードは原典をご覧ください。

そして出光さんの愛した皇居の景色

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渋谷周りで青山墓地でお弁当を食べて

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東京見物をしながらかえってきました。
2015/02/04

中二階のある家 その2

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

数日前に新しくリンクを晴らせていただきました
「住宅建築の面白さと難しさ」というブログです。
筆者は「HKあんざい」さんで住宅営業マンだそうです。
異色のリンク先です。

記事に自社の宣伝は無く、家づくりに必要な知識やヒントを書いていらっしゃいます。

その中で昨日書いた「中二階の家」に関して私が感じていることを
より上手に表現されていますので紹介させていただきます。

以下引用

最近の住宅はコンセプト住宅、提案住宅の流れになっています。
どういうことかというと、生活する部屋以外に+αしたものです。
代表的なものは小屋裏スペース、中二階など各提案は年々進化しています。

モデルハウスを見ると「あれも欲しい、コレも欲しい」となる方が多いです。
ある意味モデルは「これでもか!住宅」です。全て入れてしまう事で満足されるお客様もいますが・・・

将来的にいらなくなった、使い勝手が悪くなったという可能性も考えてください。

以下略

営業の方がおっしゃるのですから間違いありません。

敷地や予算の制約でそのいくつかを切り捨てることを提案させていただくことがあります。
その時にあたかも家づくりが失敗で絶望だというような反応をされると
悲しい気持ちになってしまいます。

+αの部分がなくても心地よく十分魅力的な間取りになっていると思うのですが、、、
2015/02/05

相談してよかった

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

昨年間取り作りをお手伝いしたUさんから連絡をいただきました。

家族構成は大学生~中学生の3人の娘さんとご夫婦。
沢山の打ち合わせの結果3LDK+和室の間取りを平屋+ロフト的な2階で作成しました。

その後工務店との打ち合わせで敷地状況などから総二階に変更します。
このような図面になりました。いかがでしょうか?
と言うご相談が有りました。

工務店さんの図面は当方の図面の意図を良く汲んでくれた図面でした。
いくつか気になることが有りましたので
家具を図面に入れてもらうこと
長すぎる廊下を再検討してもらうこと
不要なロフトはなくしたほうが良い
とお伝えしたところ、どれも気になってはいたけれど、、、と言うお話。

気になっていても確信が無いと言いにくいものです。
「相談してよかった」と感じていただけてよかったと思います。

間取り図作りが終わっても気軽に連絡いただくことが良い家づくりに繋がると思います。
お役に立てることを楽しみにお待ちしていますので気軽にご連絡ください。