2012/03/02

作業の流れ

作業の流れは以下のようになります

1、依頼メール 
 左のメールフォームから連絡ください。
 遅くとも3日以内に返信いたします。
 3日経っても返信が無い場合は何らかの手違いだと思います。
 お手数でももう一度連絡ください。

 当方からの返信で 
 ・今後の連絡用のメールアドレス
 ・希望事項を書き込んでいただく調査票
 ・利用料の振込先
 をお知らせいたします。
 
2、調査票記入・利用料送金 
 設計条件:入居するご家族のこと、こんな家にしたい等を書き込んでください。
      どんな家にしたいということが伝わってくるとやりやすいです。
 敷 地 図:とりあえず入手できるもので結構です
       不動産屋さんの土地情報がわかりやすいです
 工事の時期:大体の希望です
 
 利用料お支払いの上、上のものを送っていただいたら作業開始です
 情報が正確で詳しいほどご希望に沿った提案になります
 設計上必要なことをメールでお問い合わせすることもあります
 提出は「3Dマイホームデザイナー」データまたは画像データで
 お送りいたします。
 第一案の提出は1週間くらいを目安にしたいと思います。
 1週間経っても連絡が無い場合何らかの手違いがありますので
 お手数でももう一度ご連絡ください。

3、間取り図検討
  お送りしたデータをプリントアウトしてご検討ください。
 
 1回目の図面でOKなどありえません。
 ここをこうしたい、ここはどうしようか、洋服を選ぶように楽しく悩みましょう
 そのもやもやも含めてご連絡ください。

 2回目の図面をお送りします
 すこしは理想に近づきましたか?また楽しく悩んでください
 悩みをお聞かせいただくとより理想に近づけると思います。

 3回目の図面をお送りいたします
 上手くご希望に添えればうれしいです
 こうして徐々に気に入った間取りに近づけていきます。
2012/03/12

北枕は心地よい?

今日は「北枕は心地よい?」という話
設計の仕事で平面プランをお客様に説明していると

たまに寝室のベッドの向きをみて
「これって北枕ではないですか?」と聞かれることがあります
北枕は縁起が悪いという迷信を信じている人がいるんだなと驚きます

ブッダが入滅の際、北の方角へ頭を置いて横になったといわれることから来ている様ですが
大乗仏教の仏典の中だけで他の仏典には同様の記述があるわけではなく史実として怪しいようです

このような迷信に対し薬師寺の故高田好胤さん(たぶん)が
「お釈迦様があえて北枕に休まれたのだから体に良いにちがいない。
地磁気の関係からからも良いという説がある」というようなことを
書いていたと思います

また中国では中毒で瀕死の人を北枕に寝かせると良くなるという言い伝えもあるようです

良いという伝説と悪いという伝説、両方があるときには定説がない
すなわち信じるに値しない
という風に考えるのが良いと思います
統計的に有意の違いがある様であれば定説が生まれるはすです

寝室にベッドの位置を書き入れる時
廊下やドアの位置や隣の部屋との関係、収納の位置などの要素を考慮に入れて計画します
迷信に惑わされることなく合理的に心地の良い配置で考えたいものです
2012/03/13

間取りが決まるまで

間取りが決まるまでにどれくらいの推敲をするだろうか
設計の仕事を長年やってきましたが
ケースバイケースで
設計変更の多さで記憶に残るのは
初回A案を出して打ち合わせの結果、次にB案を出し
変更を重ねるうちにアルファベット26文字で足りなくなった
ケースがあります
これは特殊な例ですが

間取りが集約して詳細をつめてゆく段階で
希望する生活の仕方が見えてきて
基本から練り直すというようなケースもありました

設計専業でやっていると
「この形のものを売らなければならない」という
ハウスメーカーの設計のような制約がないので
出来ることもたくさんあります

間取りは練れば練るほどよくなります
って何かの食べ物みたいですけれども本当のことです
勤めていた設計事務所のある先輩は自宅の設計を
1年以上暖めて間取りを考えたそうです
設計を長くやっていても建築の置かれた状況を
全てイメージすることは不可能で
雪の日には雪のことを、雨の日には雨のこと

春夏秋冬、朝昼晩、家事をしているとき、病気のとき
その時々にこの間取りで良いのかと検討し
そのたびに気づいた部分を修正して行ったそうです

すばらしいですね
しかしそれでも不十分だったそうです

それを聞いたときにはなるほどと思いました
しかし今になって考えると
別な意味でなぜ不十分だったかも判るようになりました

とはいえ、少なくとも検討不足は避けたいものです
2012/03/14

子供室と寝室

ヤフー知恵袋で間取りの相談がありました

夫婦と子供二人の家族構成だそうです
2階に6帖の洋間が3室あります
1階には寝室になるような部屋はありません

この3室の洋間の1部屋にウォークインクロゼットが付いていたので
かろうじてそこが寝室だろうと気づきました

アドバイスとして

「子供室と寝室を同じ面積にしないで
寝室8帖、子供室4.5帖位にしてはいかがですか
子供一人に6帖で親は一人に3帖ではおかしいと言えませんか
母親6帖父親0帖でしょうか?
夫、妻がお互いを大事にしない家は
子供も親を軽く見ます戦前の家長制は間違っているかもしれませんが
家族にリーダーシップをとってゆく存在を
目に見える形にしたほうがよいと考えます」

今読み返すと荒っぽい文章だなと反省しておりますが
夫婦がお互いを大事にしないと子供が不幸になりますので
少しきつめの言葉になってしまいました

子供にとって親の姿は生活の手本です
母親が父親を大事にしていない家の子供
逆に父親が母親を大事にしていない家の子供は
大きくなって親のあり方を批判していても
自分がその立場になったときに意図しないうちに
親と同じ事をしてしまうものです

この不幸の連鎖を断ち切るのを子供に託すのではなく
自分たち親の責任でしなければならないことを
知るべきだと思います
2012/03/16

くらげなすただよえるとき

東日本大震災から1年
一昨日も大きな地震があって不安が尽きません

我々は今どういう状況にいるのだろうか?

大きく引いて考えてみます
ヒマラヤの山の上で取れた岩塩と言うのが有ります
あの世界で一番高い山がかつては海の底だったそうです
何年掛かったのかはわかりませんが
海底が8000m以上持ち上がったと言うことです

地球と言う星は石ころのように固まったものではなく
どろどろのマグマの周りにプレートが浮いて動いているらしいです
すごいですね
たとえて言えば、、、
熱々のぜんざいの上に栗がびっしり乗っている
そんなところでしょうか

そういえば古事記の一節に
くらげなす漂えるとき、、、
と言うのが有りましたね
古代の人は大地とは何かを知っていたのでしょうか

この様な事を考えたところで
多くの方の悲しみが消えるわけでも
自然への畏怖が消えるわけでもありません

しかし、この大地に生活してきた命は
常にこの脅威にさらされていた
自分だけではないと言うことを
心の底に置いておきたいと思います

住宅が乗っている大地とは
そういうものだと知っておいて邪魔にはならないと思います