2011/12/05

対面式キッチン

シンク→作業台→コンロの流れで
シンクが向かって右に有るのが右勝手
反対が左勝手と呼んでいるようです
右勝手の事を本勝手
左勝手の事を逆勝手とも言うそうです

長年設計の仕事をしていますが
本勝手、逆勝手と言う言葉など
ほとんど聞いたこともありません

キッチン作業の右勝手左勝手は慣れれば
どちらも同じです
もっと大切にしなければならないことがあります

キッチンでの作業時間はシンクでの作業が一番多いです
そして食後の片付けとなると
当然シンクの前です

キッチンで片付ける人が
家族の団欒の中にいることが目的の
対面式のキッチンは家族に近く部屋の中央に近い
位置にすることが大切です

そうすると結果的にレンジが壁側になることが多く
これは排気のダクトが短くなると言うメリットにもなります
2011/12/06

家庭菜園用の種(固定種)

ところで
最近の種屋さんの種で栽培した野菜は
昔ながらの味がしないのをご存知でしょうか

詳しくは野口種苗研究所のサイトを見てほしいのですが
野菜の種は流通を簡単にするため
種を播いて取り入れる時期にバラツキがないこと
同じ形で同じ大きさに育つ事
こういった作り手売り手の利便性を優先した
開発が行われてきました
交配種と言います
この開発の中では味は二の次にされてきました

菜園をやる場合は形がばらばらでもかまいません
そして取り入れ時期は早いものから遅いものまで
ばらつきが大きいほうがありがたいです
いっぺんに沢山出来ても始末に困るのです
そして「うんまいなー」という味が大事です
昔ながらの種を固定種と言います

今菜園では野口さんの みやま小蕪が盛りです
毎日食べごろになったものを
その日の分だけ採って「うんまいねー」
と言って食べています

年配のなら「そうそう昔はこの味だった」と
喜んでもらえる事うけあいです

昔ながらの種を買えるのはここだけになってしまいました
「うんまいなー」の味、昔ながらの味、本物の味を
是非試してみてください
2011/12/08

シンボルツリー

シンボルツリーと言うのは
「その家のシンボルとなるような、大きな樹木の事
一つ植えるだけでも、住宅全体が違って見えたり
外構が華やかになるといった効果もある」
と言うのが一般的な定義ですが

実際に設計するときには
家族がその木と共に成長して行く姿をイメージします


毎朝その木を見て朝食をとり
子供たちがその木の下で遊び
クリスマスにはもみの木でなくても
イルミネーションを飾り
四季折々の家族の生活に
自然の息吹を伝える働きをするもの

シンボルツリーをそのように位置づけして
意味のある植栽をしたいと思います


シンボルツリー

「一本の木が在る それは詩である」

ある哲学者の言葉です
このときの木は生命を象徴的に
表現しているのでしょう、、、か

この木の写真は
「プロカメラマン撮影の無料写真素材・
フリー画像素材のリンクスタイル」
からお借りしました
http://www.linkstyle.co.jp/
2011/12/09

アイストップ

アイストップとは
「空間計画の中で人の視線を受け止めるために設ける
シンボルツリー、オブジェなどのこと」
を言います

最近の話題では露地の先にスカイツリーが見える
そんなシーンを目にすることがあります

このような時スカイツリーの事を
アイストップといいます

無為に雑多なものを眺めさせるのではなく
意図した景色をそこに見せることによって
住まい手の経験をデザインして行こうとするもの
ともいえます

桂離宮住吉の松


桂離宮の住吉の松」が好例でしょうか
御幸門から入ってすぐのところに有って
庭全体を見せないで好奇心を掻き立てるような
働きをしています

写真は
桂離宮の探訪
http://kanawa.biz/
からお借りしました
2011/12/13

配置計画その1

商品化住宅が市場を席巻するようになると
家は建てるものから買うものになってくるようです

その中でも忘れないでほしいのは
配置計画の重要性です

何LDKの家の間取がうまく入って
駐車台数も確保できたから
これでよしと言うような設計に
出会うと寂しい思いにさせられます

道路から玄関までのアプローチ
ダイニングやリビングと庭とのつながり
窓から見える景色など

生活のそれぞれのシーンにふさわしい
外部との繋がり方があるはずです

小さくても南側の日当たりの良い場所は
お子様の外遊びの場
庭弄りの場になります
それらの外部空間での活動と
間取がリンクしていなければ
生活の豊かさはありません

シンボルツリーとかアイストップとかの記事に出てくる
テクニックも
生活を豊かにするために必要な
技術なのです

住宅建築に携わる設計者も様々です
国家資格をもった建築士や
専門知識もなく資格もないけれど設計士
と言う法に触れない言い方で仕事をしている
人も居るようです

建て主、買主がしっかりと
見る目を持たないといけません
賢い消費者が良い市場を作るのです

間取と外部空間とのつながり
と言うポイントもしっかり意識して
貴方の手元の間取り図を確認してください

紙に書いてあるうちは直すのが簡単です
納得がいくまで検討してください