2011/09/24

吹抜と断熱

吹抜を作ると寒いと言う話があります

昔は断熱材もなく、ペア硝子もなかったので
室内の温度は暖房をつけていないと外気温に近くなってしまいました
そこに暖房を点けると足元が寒く天井近くが高温に成りました

高密度高断熱と言う言葉をお聞き及びと思います
多くの住宅が高気密工断熱になり
建築基準法も24時間換気を義務付けるようになって
ずいぶん経ちます

高気密工断熱で建てると建物全体のヒートロスが小さく
暖房しなくても冷え込むことが少なくなります
そのため吹き抜けがあっても
1階も2階もそんなに温度が変わらないように出来ます

高気密高断熱をうたったハウスメーカーだけでなく一般の
工務店でも可能です

せっかくの吹き抜けです生かしてみてはいかがでしょうか

トステム スーパーウォール
http://tostem.lixil.co.jp/lineup/kouhou/
フクビ エアサイクルの家
http://www.aircycle.co.jp/
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2011/09/24

客間について

こんなケースがありました
希望の部屋数に対してやや狭い敷地の2世帯住宅の建て替えでした
LDKの空間を必要十分に広くしたい考えていました
奥様「お客様を泊められる、客間はどうしてもいるんです(きっぱりと)」
間取「はい、6畳間で押入れ床の間付ですね。
   ところで過去1年間にどの位お客様が泊まりました?」
奥様「去年はなかったわね」
間取「過去五年くらいでは」
奥様「ないわねー」
間取「では過去十年では」(我ながらしつこい)
奥様「ないわねー」
間取「これから、泊まっていただかなければならないお付き合いの
   お知り合いが出来るんですね」(最悪しつこい)
奥様「それも無いわねー」
間取「客間って要りますか?」
奥様「そういわれると、、、」(なかなか諦められないものです)
奥様「そう考えるといらないわね」(はい正解です)
このように必要な部屋=間取りを考えるうえで基本中の基本
これがあいまいな思い込みだけで進んでしまうと
出来上がった新居は貴方の生活にフィットしなくなります
間取り図作成の段階でこの部屋はこう使って、、、と
しっかりとイメージしてみてください
2011/09/24

プロ・アマの差

住宅設計の初期にお客様の書いた間取図をいただく
ことがあります
ご主人「家族で知恵をあわせて作りました
    これ以上のものは考えられません」
このようにして受け取った間取図は
持ち帰って検討させていただきます

気がつくのは今お住まいの家によく似ていることが多い
と言うことです
集合住宅の3DKに住んでいる方の間取り図が
一軒家でもそのままというようなことも有ります
図面のうちに修正できれば良いのですが
不動産の中古物件の図面を見ていると思い当たるケースが
出てくると思います
沢山のデータや経験がないと発想自体が出てこない
と言うのは当たり前のことです

次に多いのが階段が納まっていないケースです
これは経験の浅い建築士の設計にも時々見られます
実際に見たのは階段の途中に2階の床梁が出ていて
頭をぶつけるケースですが
お客様からいただいた間取図では少なくありません
2011/09/24

お風呂に窓

奥様「お風呂に窓をつけるんですか?気持ちワルーイ!」
間取「、、、?」
奥様「今、住んでいるマンションはユニットバスでお風呂に
  窓は有りません。窓があると覗かれたり、姿が映ったり
  こわいですよね」
間取「ソウトモ言う」とクレヨンしんちゃんに成ってしまいました

自分の常識は世間の常識から遠いものだったのだろうか?
とも感じないわけでは有りませんでしたが
おおらかに「いろいろ有る!」と考え
窓のない浴室の設計をしました

最近の浴室は給湯も換気もパイプやダクトを繋げば良いので
外壁から離れていても良い

これはマンションの設計などでは当たり前なのに
戸建住宅では旧来のやり方に固執していたのかもしれません
(あくまでも私個人がです)

古い奴だとお思いでしょうが
それでも風呂場には窓を付けるのが基本
とさせていただいております

どうしても上手く間取りがまとまらないとき
裏技として覚えておいてもよろしいのでは
2011/11/05

大きいお風呂

奥様「これじゃあ狭いわ」
間取「これ以上大きな浴室は、、、」
奥様「ここにあるこれなら」
間取「これは、、、」

鉄筋コンクリート3階建ての二世帯住宅
1階が老夫婦。2、3階が若夫婦と3人のお子様
2階の浴室の設計のためにTOTOの
ショールームでのひとコマ

2階に設置する浴室のため
後々の水漏れの事故が
無い様にユニットバスをお勧めしたのですが
どうしてももっと大きい浴室をと言うことでした

よくよくお聞きすると
お風呂には特別なことがない限り
ご夫婦一緒に入ると言うことでした
自分のスケールで判断してはいけないな
と思うと同時に
浴室は家族のコミュニケーションの空間として
利用されるのだと言うことを学びました

竣工後数年たって漏水があり大ごとの補修工事に
なったのですが上記の経緯のため
奥様の「しょうがないわね」の一言で済みました

もちろんご夫婦もご家族も仲良く
暮らしていらっしゃいます