2012/04/14

網戸出しましたか?

一昨日(4月12日)4時頃、出先から戻って家のドアを空けて
一歩家に入ると『ム~ッ』とする暑さにああ懐かしい感覚と感動
一日締め切っていた家が日差しに暖められていたようです

「疲れたから今日はやめよう」と言う言葉を背中で聞いて
そそくさと物置に急ぎました
半年前に洗ってしまって置いた網戸を運び出して
ホイホイホイと取り付けて
窓を全開オープン
涼しい風が心地よい「あーいい季節だね」と春風に感謝

一服してからトイレ、洗面、キッチンに取り付けた
自作の内窓を取り外せばさらに涼風が

そこで15年ほど前の若いころの記憶が浮かんできました
(うそです、もうそんなに若くはありませんでした)

ある住宅の設計打ち合わせをしていると
「網戸は何処に仕舞ったら良いの?」と奥様
「?網戸、、、仕舞うんですか?」と間取

私の親は網戸は一年中窓に取り付けたまま
決して横着な人間ではなくどちらかと言えば
働き者の部類でしたが、、、、

生活習慣とはその家々で違うものだなと驚いたものです

今は冬に網戸を仕舞う派です
網戸に付いたホコリが見苦しいと思うので、、、

網戸を仕舞う派、仕舞わない派 
皆さんはどちらでしょうか?

今日は朝から冷たい雨、文書の整理などが出来て助かります
晴れの日は家庭菜園に追いまくられております ハイ
2012/07/11

西日対策

周りに家が無く空き地ばかりのため
西北西向きのキッチンの小窓から
西日が部屋の奥まで差し込んで
じりじりと部屋を焦がして行く
そんな時期がやってきました

菜園用に買ってあった市松模様に編んである遮光ネットを
つければ、、、と思いついて
早速外壁と物置の間にネットを張ってみました

外観はあまり美しくは有りません
(さりとて見苦しくて居られないほどでもありません)
が、中から見ると木陰を感じさせる光と影が
レースのカーテン越しに風に揺れています

011_320.jpg

日差しが約半分になり節電の役にも立ちそうです
市松模様の陰影がちょっと楽しく感じられます

ホームセンターの農業用品売り場で安く手に入りますので
お勧めいたします
2017/03/06

夏涼しく冬暖かい家 その1 ー冬暖かい家ー

こんにちは間取りづくり、家づくりボランティアの間取作造です。

間取り作りのリクエストに「夏涼しく冬暖かい家」というのがあります。
冷暖房設備や断熱技術が進んでも建物の基本性能でそれが確保できていることが理想です。
日照、風通しといった自然環境を有効利用することが必要です。

まずは今の時期(3月3日)に体感できる「冬暖かい家」から考えましょう。

我が家は晴れた日であれば日中の暖房は要りません。
太平洋側なので冬の間は晴れの日が多いので助かります。

このように日当たりによって暖を採ることをダイレクトゲイン(直接蓄熱)と言います。
南側に窓が有ると温かい、当たり前ですね。
東や西や北の窓だとどうなるのか
どの位の差があるのか目で見て分かるようにできないか考えてみました。

日照2外観 
上のような正方形で東西南北の各面に掃き出し窓のある家で考えてみます。
敷地は東京で設定しています。
w82
冬至の朝、日の出は6時55分です。
8時ようやく東の窓と南の窓から日が差してきます。
w102
10時になると南側の窓から部屋の奥まで届く日照が得られます。
東側の窓からの光は少なくなります。
w122
12時になると南側の窓からだけの日照になります。
w142
14時になると西側の窓からも日照が得られます。
w162
16時にも西側と南側からの日照がありますが
16時31分に日の入りなので弱々しい日照です。

「冬暖かく過ごすためには南側の窓が重要」何となく分かっていたと思いますが
よりはっきりお分かり頂けましたか?


2017/03/08

夏涼しく冬暖かい家 その2 ー夏涼しい家ー

こんにちは間取りづくり、家づくりボランティアの間取作造です。

夏涼しく冬暖かい家」その2は夏涼しい家です。
「冬暖かく」は日照を確保する事が大事です。
「夏涼しく」は逆に日照を遮ることが重要です。当たり前ですね。

「冬暖かく」で使った例題の建物で検討してみましょう。
日照2外観 
上のような正方形で東西南北の各面に掃き出し窓のある家で考えてみます。
ここでは750mmの軒が出ていることがポイントです。

s6
東京の夏至の日の出は4時31分です。
上の図は6時の日照です。
6時の時点ですでに東の窓から部屋の奥まで入ってきます。
暑そうですね。

s8
8時の日照です。

s10
10時に軒が機能して部屋の中への日差しは少なくなります。

s12
12時の日照です。
部屋の中には日差しが入っていないのがわかります。
軒が機能して日照を遮ることが出来ています。

s16
17時の日差しです。
17時には太陽高度が低いので軒が有ってもその効果がありません。

s18
18時の日差しです。
東側だけでなく北側の窓からも日差しがあります。
「西日」を嫌う意味が良くわかりますね。

「夏涼しく」の要件は
南の窓には軒を付けて日差しを遮る事が有効。
東西の窓には軒を付けても効果がない。
北の窓からも日照があり注意が必要。
2017/03/10

夏涼しく冬暖かい家 その3-断熱ー

こんにちは間取りづくり、家づくりボランティアの間取作造です。

夏涼しく冬暖かい家」をテーマに
その1では、冬の方位別の日照の量
その2では、夏の軒による日差しのコントロールついて書きました。

もう一つ重要なテーマは断熱です。
日照を工夫した暖かい家でも断熱性能が低いと
日照がなくなると同時に冷え込んできます。
そのようなことがない様にするのが断熱です。
夏涼しく冬暖かい家」にの重要な要素です。

断熱性の低い住宅と断熱性の高い住宅のイメージは
下の図のようになります。

onndo.jpg 

これは暖房時の状況ですが
冷房に関しても断熱性が高いほうが効率が良いのは言うまでもありません。


「断熱材、断熱工法でお勧めは何ですか?」
というご質問を受けることがあります。
正しく答えようとすると一つの回答には至らないのが現実です。
様々な材料と様々な工法があってそれぞれに短所長所があるからです。

 
その中で工法を決定する重要なポイントは
「正しく施工される」ことです。
カタログデータが良くても現場で正しく施工されていないと
十分に機能を発揮できません。
施工者とよく話して納得できる工法で進めることが大切です。

そして正しく施工できているかを確認してください。
とても難しそうですが一つの方法があります。
素人が現場をチェックするなんてと思うかも知れませんが
こんな方法なら可能だと思います。

まず採用するメーカーの施工要領書を取り寄せてもらって
監督さんに説明してもらってください。
監督さんも普段使っている工法で理解していると思いますが
お客様に説明するとなるともう一度見直します。
そして施工要領書の写真と現場を見比べて
その通りになっているかどうか
その通りになっていなければその理由を確認してください。

これだけで施工精度を上げることが出来ます。