2012/01/04

マリッジブルー?

楽しみにしていた新居への引越しを前にして
とても気持ちが沈んでしまう
そんな経験をする方が少なくないようです
どうもマリッジブルーと似た心理だと思えます

恋愛カウンセラーのあづまやすしさんの
男と女の心のヘルスから引用させていただきます。
「マリッジブルーはなぜ起こるかというと、
結婚は原則としてほかの異性との出会いのチャンスを、
あきらめることだからです。
決めた相手とずっと一緒にいるという覚悟が試されるから
不安や、相手に対する不満が湧き起こってくるのです。」

住宅の場合にも、この家で一生暮らすのだと言う
覚悟が決らないでいる時に不満と不安を感じることになります。
ローンなど経済的な負担がのしかかる不安と
住まい作りの間に、迫られてきた決断の積み重ねのうちで
あきらめてきた数々の夢への未練

これは一旦住み始めて引越しや片付けのあわただしさに
追われて忘れてしまうことが多いと思いますが
このような気持ちに陥らないためには
間取の前にで書いた様に
”新居でどのような暮らしがしたいのかが見えてくると自ずと
どんな場所で、どのような家が必要なのかが見えてきます。”
この問いに対してよく考えておくこと。
別な言葉で言うとコンセプトをしっかり持つと言うことです。
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2012/05/05

後悔しない家

間取りの作成の依頼があると
調査票を書いていただきます
その中に
「もし〇〇の家」という名前をつけるなら
というちょっと気障な質問があります
素敵な回答があります

家族が集う暖かい家
自然が似合うナチュラルな家
アンティーク家具が似合う家
経年美化の家

それぞれに望んでいる何かが伝わってきて
「お役に立ちたい」という意欲を刺激されます

そんな中でドキッとしたのが「後悔しない家」でした
悩みました、そこでメールで下のようにお伝えしました



「後悔しない家」にするためには
考えて考えて考え抜いてこれ以上考えられないところまで
考え抜きたいと思います

住まい手も住まい方、生き方をよく考えて
必要なもの不要の物の判断をしっかりとして
必要十分条件を満たして贅肉をそぎ落とす様に
考えていただければありがたいです


というものです
前半の「徹底的に考える」これには異論は出にくいと思います
後半の「住まい手が住まい方を考えて」には注釈がいると思います
良い間取りは住まい手の生活や住まい方にぴったりなものです
生活のビジョンが無いと良い間取りは出来ません
という趣旨でした


以前に書いた間取りが決まるまでに例として挙げさせていただいた
設計事務所の先輩の話
設計の専門家が自宅の設計に後悔の無いように
時間をかけて推敲したにもかかわらず不満が残った
という部分です

技術や機能にのめりこみすぎて
家族とどんな生活がしたいか
という根本のビジョンが抜けていたのです

逆にこの点だけしっかり抑えていれば
後悔はしないのではないでしょうか

完璧な完全無欠の人が居ないように
完全無欠の住まいもありません

欠点だらけでも愛すべきチャムーポイントのある人は
大過なく過ごすことに長けた人間よりも愛されるものです

住まいに必要なのはあなたがチャーミングだな
と感じられるポイントなのだと思います

「もし〇〇の家」という名前をつけるならという質問は
あなたが「チャーミングだなと思えるもの」という質問に
置き換えられるのかもしれません
2012/06/24

あなたの夢をあきらめないで♪

無料相談のご依頼主は
住まい手のご主人、奥様、お嫁さん、娘さんなど
さまざまな立場の方がいらっしゃいます

ご本人が全ての権限をお持ちになっていることはまずありません

そこで問題になって来るのが家庭内の意見調整です

「家族や工務店さんと打ち合わせして順調に進んでいます」
と言うケースもありますが

「主人が工務店さんと打ち合わせしていてそちらの案に押し切られそう」とか
「年老いた母がこの家で死にたいと言って計画が進みません」とか
様々なドラマがあります。

応援させていただいていてちょっと残念にも思いますが
夢を持って間取りを考えてこられた
依頼主様のお気持ちは察するに余りあるものです

そんな時に口ずさんでしまう歌があります
「あなたの夢を~♪あきらめないで~♪}という歌です

お嫁さんと言う立場では強くもいえないし
工務店さんの間取り図ではとても住めそうもないし、、、
その辛さがメールの画面から伝わってきます

今までのリアルの設計の経験ではこういうことはありませんでした
設計者が打ち合わせするのは権限をお持ちの方が中心だからです

フリープランではあえてセカンドオピニオンのご依頼も
大切にしておりますのでこのようなことが起こりがちです

そんな依頼主様に書いたメールの一部です
「住まい作りは夢を実現させる作業です楽には出来ません
 それを知っているだけに
 応援させていただきたいと思うのです
 月並みな言い方ですが
 元気を出して頑張って夢を実現していきましょう
 あなたの夢をあきらめないで」

と言うものでした。



今回こんなうれしいことがありました
打ち合わせしている工務店さんがご自分の間取りを差し置いて
「お嫁さんの提案に一理あると言ってくれた」と言う事です

自分の出した提案に対してのセカンドオピニオンに
素直に良い点を認めると言う
なかなか出来ないことをしてくださった事に
感謝と尊敬の念を抱きました
そしてご家族の皆様も納得してくださったとのお話です

全ては依頼主さんが諦めずに良いものを求め続けた
心の力のなせるわざだと感謝しております

フリープランニングのブログをやって良かったと
しみじみ感じております(感涙)