2011/12/13

配置計画その1

商品化住宅が市場を席巻するようになると
家は建てるものから買うものになってくるようです

その中でも忘れないでほしいのは
配置計画の重要性です

何LDKの家の間取がうまく入って
駐車台数も確保できたから
これでよしと言うような設計に
出会うと寂しい思いにさせられます

道路から玄関までのアプローチ
ダイニングやリビングと庭とのつながり
窓から見える景色など

生活のそれぞれのシーンにふさわしい
外部との繋がり方があるはずです

小さくても南側の日当たりの良い場所は
お子様の外遊びの場
庭弄りの場になります
それらの外部空間での活動と
間取がリンクしていなければ
生活の豊かさはありません

シンボルツリーとかアイストップとかの記事に出てくる
テクニックも
生活を豊かにするために必要な
技術なのです

住宅建築に携わる設計者も様々です
国家資格をもった建築士や
専門知識もなく資格もないけれど設計士
と言う法に触れない言い方で仕事をしている
人も居るようです

建て主、買主がしっかりと
見る目を持たないといけません
賢い消費者が良い市場を作るのです

間取と外部空間とのつながり
と言うポイントもしっかり意識して
貴方の手元の間取り図を確認してください

紙に書いてあるうちは直すのが簡単です
納得がいくまで検討してください
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2012/03/21

車ってそんなに大事ですか?

「車ってそんなに大事ですか?」そう聞いたのは
はじめてその間取りを見たときでした

都心の狭小敷地の3階建て
母親(70歳代)と息子、娘さん夫婦とその娘さん
二世帯が入る家でした

1階に車二台の車庫とお母さんの部屋4.5帖
2階にお母さんと息子さんの世帯のためのDK6帖と息子さんの部屋4.5帖とトイレ
そして二家族共用の浴室とさらに二家族別々の玄関
3階に娘さんご夫婦の寝室6帖と子供室4.5帖とDK6帖とトイレ
と言う間取りでした

そして次に出た言葉は
「これで本当に生活できるのですか?」
でした
「たとえばお母さん、寝ていてトイレに行くのに2階まで行けますか?
娘さん家族は2階にお風呂を借りに来るみたいですがそれで良いんですか?
息子さんにお嫁さんが来たらどうするんですか?」
皆さん考え込んでしまいました

「まず車を外に出してしまいましょう」
「車が雨に濡れてもまともに住める家のほうが良くありませんか?」
そして出来上がった家は
半地下に母・息子世帯の玄関とLDKとお母さんの寝室バストイレ
1階に息子さんの寝室と将来の子供室用のスペースと納戸と吹き抜け
2階に娘さん世帯の玄関LDK、バストイレと大きなテラス
3階に娘さん夫婦の寝室と子供室
豊かな生活の営める家です

車は2方向の道路に接してサイドミラーをたたまなければ道路にはみ出す
状態で2台駐車するようにしました

車庫は最低でも2.5mx4m、6帖分のスペースをとります
よほど良く考えないと生活空間を失うことになります

このお話は次回へ続きます
2015/03/03

バーベキューテラスは建物で囲う

こんにちは間取り・家作りボランティアの間取作造です。

「『外構は後で考えましょう』とハウスメーカーの方に言われたので
テラスのことは考えていません」
これはセカンドオピニオンのご依頼で
「バーベキューが出来る家」をご希望だと言う方に
どのような経緯でHMの間取りになったのかお聞きした時のお話です。

HMの間取りは
150126中二階のある家8

こんな感じです。
確かに空いたスペースさえあればバーベキューは出来ます。

でもちょっと心配りして
このようにテラスを建物で抱き込むようにしてやると

150126中二階のある家7

道路からの視線が気にならなくなってより楽しいと思います。

ハウスメーカーの営業の方も住まい手の方の要望に
より積極的にアイデアを出すことが必要だと思います。

住まい手も間取りの段階でしっかり生活をイメージして
何が必要なのかを考えることが大切です。