2012/12/30

建物の向き

今年も明日1日を残すだけになりました。
忙しい中おこしいただきまして有難うございます。


温暖な九十九里地方でもこの冬は例年に無い寒さです。
庭の水道が凍って出なかったのは
昨シーズンは1月の下旬から2月の上旬にかけての数回でした。
今期は12月初旬から既に何回か凍結しています。

この季節になると日差しの暖かさがとてもありがたく感じます。
関東地方では冬場には晴天の日が多く
外は寒くても日の当たっている部屋は暖房が要らない日が多いです。

部屋は南に面したい
生活感覚としては当たり前のことだと思いますが
間取りを考える中でうっかりする方も多いようです。



「ソーラー・ハウス」と言う言い方で
太陽の光や熱を利用することを重視して
住宅を考えることがあります。

集熱装置を設けて積極的に集熱しようという考え方と
室内に太陽熱を取り入れて逃がさないようにする考え方
が有ります。
前者をアクティブソーラー、後者をパッシブソーラーと
呼んでいます。

日本の住宅は昔から南に面して居室を設けて
冬の日差しを入れ
軒を長くして夏の日差しを避ける様にして
日射に関して注意深く考えられています。
これはパッシブソーラーの考えで作られていた
とも言えます。



住宅の設計で太陽熱をどのように取り入れるか
設計者の価値観で重要視する度合いが違ってきます。

健康的で明るい住宅は
家族の有り方にも影響すると考えられますので
大切にしたい要素だと考えています。


これから冬本番です健康に気をつけて
良いお年をお迎えください。
2013/01/01

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

住まい作りで苦心なさっている皆さんに
少しでもお役に立てるよう
頑張って行きたいと思います

今年もよろしくお願いいたします。
2013/01/19

伊東ファーム

おせっかい焼きの癖が出まして(^^ゞ
友人の事業立ち上げに押しかけボランティアをさせていただいております。

茂原で酪農をやっていた伊東さんですが
近隣から臭いという苦情が来た事と
3.11の放射能に関しての風評被害を受けたため
酪農を続ける事を断念

その農地を生かして起業すると言うものです。

伊東さんの畑「ポレポーレ」で催された
大豆の収穫体験に参加してこの話を聴きました。

一町歩(1ha=10,000㎡)を目にするとまったくどうしたらよいか判りません。
そこで、知り合いの農業研究家S.Oさんにボランティアでの助っ人を依頼して
すすめる事と成りました。

農業の起業のポイントは「マーケットを作ること」
作物を作ることまでは出来ても売れなければ生活が出来ない。
農業を始めて挫折する人の多くはここで失敗するとの事です。



そこで必要なのは「広報活動」
という事で、無理やりにブログつくりを買って出て作り始めたのが
当ブログのリンクの一番下の「伊東ファーム」です。

これから充実していきますので
ご意見アイデアなどご協力をお願いいたします。


PS
大豆の収穫体験でいただいた大豆は
今まで経験した事がないくらいの膨張率で
味も最高の物でした。
まだ残っていれば商品にしたいと思います。
そのときは是非お買い求めをお願いいたします。
2013/01/22

完了検査

間取り図を作成をさせていただいたYさんから嬉しいお便りです。

工事が無事完了し、引渡し前の内覧を迎えるとの事。

そして「内覧のチェックポイント」は?というお問い合わせです。

土地の選定、間取りの作成、工事、、、、と来て最後のしめです。





設計事務所でも工事の完了検査には神経を使います。
思いつくポイントを書かせていただきます。

○持ち物
  工事請負契約書、筆記用具、レポート用紙、8cmx2.5cm位のポストイット
  カメラ

1、記録をとること
  建築工事完了検査済み証(役所検査が無事済んだ証明)、建築確認申請書を受け取る。
  残工事の有無。残工事が有った場合には完了までのスケジュール確認
  地盤調査報告書、保証書、取扱説明書はファイルにまとめてもらう。
  問題がなければよいのですが、問題が有った場合聞き流されると困りますので
  問題点、改善方法、改善の期日を記録してもらいコピーをとって両者が持つこと。
  職人に伝え忘れがないように、ポストイットを改善が必要な場所に貼って置く。
      

2、建築工事
 1)外部
  遠目から見て全体がシャッキリしているかどうか確認
  屋根、壁、雨どい、ドア、窓などに傷汚れのないことを確認
  基礎に割れが無いことを確認。
  給湯器、室外機が泥をかぶるような高さになっていないか確認
  バルコニーの床、防水材立ち上がりに傷は無いか確認
  バルコニー防水の水張り検査の報告書確認
  バルコニーの排水口にごみが詰まっていないか確認
  養生のテープの取り残しが無いか、クリーニングが出来ているか確認
  敷地内に残材が無いか水溜りなどが無いか確認

 2)内部 
  床、壁、天井が平に張れているか、浮いていないか、傷汚れが無いか確認
  必要ならばたたいてみる。
  ドアや窓など動くところは全部動かしてみる。兆番のがたつきや天袋などの
  ごみなどもチェック。
  床下収納庫の本体を外して床下に残材がないか確認。木片などがあると
  シロアリの巣になる。
  階段の手すりなどぐらつかないかどうか確認。
  養生のテープの取り残しが無いか、クリーニングが出来ているか確認
  引き戸など子供が手を挟む危険が無いか確認


3、設備工事
 まずは全部動かしてみること
 1)水道設備
  水道の蛇口は全部ひねってみて湯水が出ることを確認。
  水が溜まるようになっている洗面器、浴槽などは溜まるのを確認し栓を開けて
  排水が勢い良く流れるのを確認。
  便器の小、大の流れ確認、ウォッシュレットの調整確認
  浄化槽があればマンホールを開けて中を確認。保守点検の契約について確認
 2)電気設備
  電気のスイッチを全部入り切りしてみる。配電盤の位置を確認。配電盤の
  ブレーカーに系統の名前例えば電子レンジなど記入してあるか確認。
 3)住宅設備
  ドアなど動くところは全部動かしてみる。金物のビスが緩んでいる事がある。
  食器洗い機など知っていたとしても「どうやって動かすんですか」と一通り
  やってみてもらい作動を確認する。換気扇の掃除の仕方など確認する。

思い出したことだけ記入いたしました。
これだけでもずいぶん有りますね(^^ゞ

しかし、後で後悔しないように、きちんと契約した内容のものが出来ているか
確認するようにしてください。

設計事務所だと厳しい目でどんどんチェックします。
工務店と施主の間では遠慮が有って言いにくい事も有ると思いますが
「あの時確認しておけばよかった」という事がないように
和やかにずけずけと聞いてみてください。
2013/01/24

たかが間取り

私の口から言うのも何ですが
ある時点では自分の夢を「たかが間取り」と突き放して見る
そんな事が必要な時もあります。

間取り作りをやっていると
家族の間で意見が食い違う事が沢山有ります。
いえ、私が関わった全てのご家庭で有りました。


夫婦とはいえ育ってきた環境が違っているので
好きなものも嫌いなものも違って当然です。

そしてまだ見ぬ我が家に求めるものが違うのも当然です。
ご夫婦おそろいで両方のお話が聞ける形で打ち合わせが進められると
両方のご意見をお聞きしながら
夫婦喧嘩の仲裁役も勤めながら進められるメリットがあります。
しかし、それでもなかなか皆さんが満足行くようにはできません。


そんな時には
「たかが間取り家族の絆の方が大事」とつぶやいてみる事を
お勧めします。

3.11の津波で家や家族を流された事を思うと
大切な家族がいてくれて一緒に住む新居を作ろうというのですから
それだけで幸せな事なんです。

うっとおしいオヤジですね~我ながら(^^ゞ


「たかが間取り家族の絆の方が大事」とつぶやいて
ゆっくりとパートナーの気持ちに寄り添ってみると
同じ景色が見えてくるかもしれません。

一緒にモデルハウスや雑誌を見て
パートナーの好みを確認して
その中に自分の好きな部分を探すようにしていけば
共通の夢にたどり着けると思います。


一度角突き合わせてみて
また寄り添ってみることが
きっとこれからの人生を一緒に歩んでゆくために
必要な重要な経験になると思います。

パートナーと歩む人生からすれば間取りなど小さなこと
なのだと心から思います。
間取り作りで家族の絆を強く出来たら素晴らしい事だと思います。

そんな事に立ち会うことが出来て
フリープランニングをやってよかったと
心から思っております。